不登校”自身の体験“を漫画に 大須を拠点に制作活動

不登校

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本日も家事に仕事にお疲れ様です。勉強方法研究チームの石榑です。

夏休みが明けても、そのまま不登校・ひきこもりになってしまうお子さんが本当に多いです。

なぜ不登校になるのか?どのような心情なのか?察してあげることはできても本当のところはどうなのか、それは本人にしか分かりません。

そこで今回は、自身の体験を元に「学校へ行けない僕と9人の先生」を描いた棚園正一さんを紹介します。

愛知県出身の漫画家 棚園正一さんをご存知ですか?

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棚園正一さんは愛知県出身・在住の漫画家です。

若手漫画家さんなので、Wikipediaには本人についての情報は載っていませんが、自身の体験を元に描いた「学校へ行けない僕と9人の先生」についての情報は載っています。

つまり、それだけ話題になったということがわかりますね。

漫画版ライブハウス 棚園さんを育んだ“描ける”漫画喫茶

棚園さんは名古屋市中区は大須にある「漫画空間」という漫画喫茶の常連で、今でもよく通われているそうです。

こちらの漫画喫茶では漫画を読めて、そして実際に描けるというところが売りです。公式HPにも書いてありますが、まさに漫画版のライブハウスと言えるでしょう。棚園さんもここで制作活動をされてきました。

現在はこちらでの制作活動はしていないようですが、作品のコピーが保管されているらしく、もしかすると閲覧できるかもしれませんね。

棚園さんが「学校へいけない僕と9人の先生」を描き始めた理由とは?

棚園さんの通いつめた漫画喫茶、漫画空間がメディアの取材を受けたことにより、当時の記憶が蘇ったそうです。

当時のことはあまり覚えていなくて。忘れていたんですよね、ずっと。それが数年前、「漫画空間」のドキュメンタリー番組の撮影の中で取材を受けたことがあって、そのときに、ディレクターやスタッフの方々が自宅に来て、過去を振り返らなければならないインタビューが何時間もあって、すごくつらかったんですけど。で、最終的に涙が止まらないような状態になっちゃったんです。

不登校と漫画と鳥山明――漫画を描き続けて自分と世界が変わるまで – :ITmedia eBook USERより引用

こうして当時の記憶を鮮明に思い出したことをきっかけに、棚園さんは「学校へ行けない僕と9人の先生」を描き始めました。

体験を元に描いた 学校へ行けない僕と9人の先生

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体験を元にしただけあって、読み進めていくと胸が苦しくなる場面が多くあります。

当時の僕はこう見えていたというのをめちゃくちゃ忠実に再現しました。ただ、黒いおじさんのやり取りより、一番ちゃんと描かなきゃと思っているのは、不登校になった子ども、少年が毎日何を感じているのか、という特有の気持ちです。できるだけ過度な脚色をせずに、淡々と、読んだ方がリアリティを感じられるよう丁寧に描いているつもりです。

不登校と漫画と鳥山明――漫画を描き続けて自分と世界が変わるまで – :ITmedia eBook USERより引用

例えば先生に「みんな待ってるよ」と言われても、クラスメイトは「先生に言われたから表面上待っている」場面だとか、時代が時代だけに理解のない先生から冷たくあしらわれたりと、きつい描写があります。

小学校卒業を控えて「早くフツウの子供になるんだ」と自分を責めている場面では、当時の棚園さんを考えると思わず涙が出そうになりました。

現在は漫画家として活躍されている棚園さんですが、中学を卒業するまではずっと不登校だったそうです。

では、なぜ不登校になってしまったのでしょうか。

担任の暴力がきっかけに始まる不登校

「学校へ行けない僕と9人の先生」の冒頭でも描かれていますが、担任の理不尽な暴力がきっかけで不登校が始まってしまいます。

当時はまだ学校で叩かれる子供が結構いる時代だったんですが、僕の場合は突然で、何で叩かれたのかが自分ではまったく分からなくて。その理由を考えるとどんどん深みにはまる感じで……。

不登校と漫画と鳥山明――漫画を描き続けて自分と世界が変わるまで – :ITmedia eBook USERより引用

本来生徒を導く立場であり、信頼すべき先生による暴力。少年の棚園さんの心にどれだけの傷を残したのか、計り知れません。1話の最後には実体験を元にしたフィクションとの注釈がありますが、もしも真実であるとしたら、許されないことです。

この出来事がきっかけで不登校に陥り、学校へは行かないといけない、けれど行けない。どうしていいかわからず、ずっと悩み続けた棚園さんに契機が訪れます。

9人目の先生 鳥山明氏の存在

この作品には棚園さんが出会ってきた9人の先生が登場します。そしてなんと、最後の先生はドラゴンボールの作者 鳥山明さんなのです。

当時の棚園さんにとって、鳥山さんとの出会いはかなり大きなものだったようです。この作品を読んで、鳥山さんはこう言っています。

「長い付き合いになるが、彼の過去を尋ねたことはなかった。不登校児だとは知っていたが、今回その頃を描いた漫画を読ませてもらい、ちょっと驚いてしまった。思った以上に漫画を描く事が彼を救っていたようだ」

この言葉の通り当時中学生だった棚園さんにとって、漫画を描くことは生活の一部になるほど大きなものになっていたようです。「漫画を描き続けたい」と夢中で描き続けたその結果、鳥山さんと会った1年後には少年ジャンプという少年誌で新人賞の最終選考に残ります。

引用元のインタビュー内で棚園さんは当時のことをこう振り返っています。

大学ノートに描きためた自分の漫画を持って行って見ていただいて。鳥山先生はそれを「すごいな、すごいな」ってほめてくれるんですよ。それで気分良くなっちゃって。今考えたら本当すごいですよね。

そうして見ていただいているうちに、自分でも驚くほど漫画がうまくなって、1年後にはジャンプの新人賞に作品を投稿していました。そのときは荒木飛呂彦先生が審査員をされていて、受賞こそできませんでしたが最終選考に残って、絵柄やアングルを「14歳とは思えない」と高い評価をいただいて。自分の描いた絵がカットとはいえジャンプ本誌に載ったということで、自分で「すげー」と自信になりましたね。

不登校と漫画と鳥山明――漫画を描き続けて自分と世界が変わるまで – :ITmedia eBook USERより引用

鳥山さんとの出会いをきっかけに、棚園さんは漫画を描くこと・自分の作品に自信を持つことができました。

「ジャンプで連載したい」その一心で制作活動を続けていた棚園さんですが、大好きな漫画を描き続けていく中で辛いこともあったようです。

辛くても好きな事がある それが本人を救うのかもしれない

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中々連載にはこぎつけず、後輩が先に連載を決めてしまって落ち込んだ時があったようです。

そんな棚園さんに向けて、鳥山さんはこう言ったそうです。

鳥山先生は「僕から見ると、君の漫画もこの子の漫画も、漫画としてのレベルはほとんど遜色(そんしょく)がない」と。「雑誌にはそれぞれ方向性があって、彼の漫画の方がジャンプに向いていたから今、ジャンプに載っているんだよ」と。

不登校と漫画と鳥山明――漫画を描き続けて自分と世界が変わるまで – :ITmedia eBook USERより引用

この鳥山さんの言葉、とても深いなと思いました。鳥山さん自身は何気なく言ったことかもしれませんが、これって不登校にも通ずるところがあると思うのです。

現在不登校のお子さんも、たまたま今の学校が向いていなかっただけで、もっと活き活きとできる学校や世界があるはずです。

棚園さんの場合、「漫画」という世界が生きる活力になっていたことは間違いありません。

好きな事でも続けていけば辛いことがあるでしょう。しかし、好きな事があるというそれだけで棚園さんは救われていたのだと思います。

まとめ

今回の記事、いかがでしたか?

あすなろの東海の事務所は名古屋にあるのですが、愛知県出身+バックボーンを知って益々応援したくなりました。

この記事をご覧の方の中にも不登校のお子さんをお持ちの方、あるいは当事者の方がいらっしゃるかもしれませんね。

もし、不登校のお子さんにやりたいことがあるのなら、それはチャンスだと思います。

もし、当事者の方でやりたいことがあるのなら、勇気を出して飛び込んでみてほしいと思います。きっと何かが変わるはずです。

やりたいこと・好きなことが見つかって、挑戦するために学力が必要ならお気軽にお問い合せくださいね。力になります!

家庭教師のあすなろでは、好きな世界を探すお手伝いをすることはできませんが、学力をあげるサポートはできます。

ここまでお読みいただきありがとうごいます。勉強方法研究チームの石榑でした。

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