勉強嫌いにならないために
発達障害

こんにちは。
春からあすなろスタッフに仲間入りした、勉強方法研究チームの金田です。
今回は発達障害をもったお子さんが勉強を嫌いにならないための方法をご紹介します!
まずは発達障害の定義から見ていきましょう。
発達障害とは、脳機能の先天的な障害によって引き起こされるものです。
年齢とともに表面化するという特徴をもつことから、発達の過程にあらわれる障害という意味で発達障害と言われます。
そんな発達障害は、表れる症状ごとに大きく3つに分類分けがされています。
自閉症、アスペルガー症候群、トゥレット症候群など、行動に一定のパターン化がみられる「広汎性発達障害」がその一つです。
主に対人関係、社会性を求められる場面でつらさを感じます。
次に集中力の欠如やじっとしているのが困難であるなど、動作にあらわれる「注意欠陥多動性障害(通称・ADHD)」というものが第二の分類です。
衝動的に行動してしまいがちという特徴もあります。
そしてもうひとつが「学習障害(LD)」と呼ばれる第三の分類です。
知的な発達の遅れがないにもかかわらず、聞く、読む、書く、計算するなどの能力が身につけにくいという特徴があります。

能力のうちの一つが困難なこともあれば、いくつかにわたって修得ができないこともあります。
小学校にあがった直後からの集団学習において、みんなと同じことをしなければいけないという場面が多くなると、とたんに生活の困難さが増すおそれがあります。
特定の分野だけ極端に不得手であることから、「どうして出来ないんだ?」と努力不足だと決めつけられてつらい思いをすることもあるでしょう。
そういったお子さんが勉強を嫌いにならず、十分な知識を獲得することはできるのでしょうか?
答えはもちろんイエスです。
それには、発達障害の特徴を知ったうえで、そのお子さんにとっていかにストレスなく勉強をさせ続けてあげられるかを考えればいいのです。
発達障害のお子さんは、特定のことができないかわりに、できることに関しては発達障害のないお子さんをしのぐほどの能力を発揮することがあります。
したがって親御さんはお子さんの出来ることと出来ないことをなるべく正確に見極めて、出来ることを最大化する意識をもってむきあうことが大切です。
反対に出来ないことに関しては、出来ずにいる状況を決して否定しないであげてください。
先天的な障害であるため、無理な努力はプラスになりません。
強いストレスばかりがかかり、結果として出来ることも出来ないこともひっくるめて「勉強」自体を嫌いになってしまいかねません。
とはいえ、はじめから修得を諦めて全く何もさせないのは逆効果です。

期待されていないと感じてしまえば、伸びるものも伸びません。
短時間でいいので苦手なことにも取り組む習慣をつけることで、成長を信じる気持ちを伝えましょう。
見放されていないという安心感がお子さんの中に芽生え、成長を促すことでしょう。
あすなろのサポート体制
あすなろは発達障害のお子さんを持ったご家庭の力になりたいと考えています。各種サポートをご用意をしておりますのでぜひご一読下さい。関連情報の発信も定期的にブログで行っております。
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- クーリングオフはできますか?
はい、できます。お申し込みをされた契約書面を受領した日を含む10日間は、無条件でクーリングオフすることができます。(クーリングオフ期間は法定期間の8日間よりも自主的に2日延長し、10日間とさせていただいています。)
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- 悩みが漠然としてるんだけど、相談できるの?
はい、大丈夫です。お子さんの成績のこと、苦手科目・得意科目、高校受験についてや今の勉強方法についてなど、何か心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。(無料相談窓口:0120-52-3229 午前9時-午後10時/土日祝も受付)
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- 体験授業を受ける前に、準備が必要なものはありますか?
特に必要なものはありません。お子さまが使っている学校の教科書、定期テストの結果、成績表などをご用意しておいていただけると、現在の勉強に対する姿勢や「どこでつまずいているのか」をしっかり把握できますので、お子さまにとってより最適なアドバイスをさせていただくことができます。
あすなろでは、初めて家庭教師を検討している方にも安心していただけるよう、細かな疑問・質問にもわかりやすくお答えしております。どうぞお気軽にお電話ください。


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