テスト前【英語】は何をすればいい?勉強が苦手なお子さんのための進め方
更新日: 勉強方法
「テスト前の英語、単語を覚えるだけでいいの?」
「ワークを開いても、どこから始めればよいのかわからない」
中間テストが近づくと、こんなことで悩む保護者さまもいらっしゃるかもしれませんね。
勉強が苦手なお子さん向け【英語】テスト勉強の進め方
英語は、単語、文法、教科書の本文、リスニングなど、やることが多く見える教科です。
そのため、勉強が苦手なお子さんほど、教材を広げただけで気持ちが止まってしまうことがあります。
けれども、テスト前にすべてを完璧にしようとする必要はありません。
学校で使っている教科書とワークを中心に、取り組む順番を決めると、家庭学習を始めやすくなりますよ。
最初にテスト範囲を確認して、教材をしぼりましょう
まずは学校から配られたテスト範囲表を見て、どの教科書のページ、ワークのページ、単語や文法が出るのかを確認します。
範囲表がまだない時は、授業で進んだ教科書の単元や小テストを目安にしておくとよいでしょう。
この時、たくさんの問題集を新しく始める必要はありません。
普段の授業で使った教材には、学校のテストにつながる単語、表現、文法が入っています。
教科書、授業ノート、学校のワークの三つをそろえ、終えた所に印を付けながら進めるだけでも、「何をすればよいのか」が見えやすくなります。
教科書を声に出して読み、意味を確かめることから
英語の勉強というと、単語帳や文法問題から始めたくなるかもしれません。
しかし、まずはテスト範囲の教科書本文を一文ずつ読み、意味を確認する方法がおすすめです。
英文の横に日本語の意味を書き写すのではなく、「誰が」「何をした」「いつの話か」を口で説明してみると、文の内容をつかみやすくなります。
次に、音声が使える場合は教科書の音声を聞き、文字を目で追いながらまねして読みます。
英語の学習では、語彙や文法を、聞く・読む・話す・書く活動の中で活用することが大切にされています。
声に出すと、単語のつづりだけでは気づきにくい語順や、主語と動詞のつながりにも目を向けやすくなります。
「全部すらすら読めるように」と思わず、最初は一日5文でもかまいません。
読めなかった文に付せんを貼り、翌日にもう一度読むようにすると、短い時間でも復習になります。
単語と文法は、教科書の文と結び付けて覚える
単語は、日本語の意味だけを何度も眺めるより、教科書に出てきた短い文と一緒に声に出したり、書いたりすると覚えやすくなります。
たとえば、動詞なら「意味」と「過去形などの形」、名詞なら「単数・複数の形」も、教科書の例文で確かめてみましょう。
文法も、用語を暗記するだけでは問題で使いにくいものです。
「be動詞と一般動詞のどちらを使う文か」「現在の話か、過去の話か」のように、文を作る時の見分け方を一つずつ確認します。
学校のワークで間違えた問題は、答えを赤で写して終わりにせず、解説を見てから何も見ずにもう一度解き直すことが大切です。
テスト前は、次の順番で一問ずつ取り組むと、苦手な所を整理しやすくなります。
・問題を解く
・答え合わせをして、間違えた理由を確認する
・教科書やノートに戻り、同じ形の文を探す
・翌日か二日後に、間違えた問題だけをもう一度解く
「書けるか」を短く確かめてみましょう
本文を読んで意味がわかっても、テストで英語を書こうとすると手が止まることがあります。
そこで、教科書から大切な一文を選び、日本語を見て英語で書く練習をしてみましょう。
最初は単語を一つ書けるだけでも大丈夫です。
書いた後は、教科書と見比べて、語順、スペル、大文字やピリオドを確認します。
間違いを全部一度に直すのではなく、「今日は語順」「明日はスペル」のように見るポイントを一つにしぼると、負担が少なくなります。
英作文や並べ替え問題が範囲に入っている時は、授業ノートにある例文を、主語や時を少し変えて書く練習も役立ちます。
テスト前の一週間は、新しい教材より解き直しを優先
テスト直前は、新しい問題集を増やすより、学校のワークで間違えた問題、覚えにくい単語、教科書で読みにくかった文を見直しましょう。
リスニングが出題される時は、教科書の音声を短い箇所から繰り返し聞き、聞こえた単語を指で追うだけでもよい練習になります。
まとめ
保護者さまは「単語を全部覚えた?」と結果だけを尋ねるより、「今日はどのページを読んだの?」「昨日の問題を一問解き直せたね」と、行動に目を向けて声をかけてみてください。
英語が苦手なお子さんにとっては、短い勉強を続け、自分で解ける問題を少しずつ増やすことが自信につながります。
家庭で教えるとお互いに気持ちがぶつかってしまう時や、つまずきが単語・文法・読み書きのどこにあるのか見えにくい時は、学校の先生や学習支援、家庭教師に相談する方法もあります。
一対一であれば、お子さんの理解度に合わせて、英語の勉強方法を小さな段階に分けて整えやすいでしょう。
英語のテスト前勉強で大切なのは、長時間机に向かうことより、「教科書を読む」「単語を文で覚える」「間違えた問題を解き直す」を繰り返すことです。
できなかった所を責めず、今日できる一文、一問から始めていきましょう。
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