塾と家庭教師の違い
お子さんが学校や自分だけで勉強する以外の勉強方法は、進学塾・補習塾・個別指導塾・完全個別指導塾・個人家庭教師・家庭教師派遣センターなどさまざまです。
みなそれぞれに特徴的な『長所』と『短所』を持っていて、伸びる子もいれば、変わらない子、逆に落ち込む子もでてきます。理由は「授業の内容・進め方・やり方などがお子さんの段階に合っていない」からです。
子どもの個性は千差万別です。だから、子どもに合う環境・勉強方法も千差万別でなければなりません。その中でその子にあった勉強方法は必ずあるはずです。
私たちが多くのお母さんやお子さんから聞いた話、また私たちの仲間にも塾講師や通信添削など体験した学生が大勢いるのでそこで感じたこと、周りから 得た情報を元に、学習環境やそれぞれの長所・短所をできるだけ簡単にまとめてお伝えしたいと思います。お子さんの性格と照らし合わせながら、ぜひ参考にしてみてください。
塾の特徴は?
学習環境が整っており、塾に通うことにより学習習慣が身に付きます。また、進路指導がしっかりしているのが特徴です。しかし、目が行き届かないこと もあり、生徒一人ひとりにあった指導は難しいという欠点もあります。自分のペースで進められず、休むとついていけなくなります。さらに、性格的に大人しい生徒は手をあげて質問するのが難しい雰囲気のところも多いようです。
集団塾(進学塾)
主に高校受験を目標に指導をする塾で、学校の授業とはまったく別のハイペースで、ポイントを絞っていく進め方になります。
- 生徒の競争意識が強いため、負けず嫌いな子、根性のある子、基本を押さえている子は成績を飛躍的に伸ばせます。
- 基本問題を飛び越えた応用問題を中心に進めていくので、基本ができていない子はまったくついていけません。
補習塾
家の近所にあり、授業の復習を教科書中心に進めていきます。
- アットホームな雰囲気で、質問しやすく、学校以外の友達ができます。
- 緊張感がないため、遊んでしまう。自分から質問できない子は伸び難く、その場では覚えたつもりが身に付いていないことなどがあります。
個別指導塾
大きな教室を4~6分割に仕切って少人数で指導する塾。
- 生徒のペースで進め、分からない部分を選んで質問できる体制です。
- 50分授業で、2~3人クラスだと1人あたり10~20分。積極的な子に時間がかかってしまい、伸び悩んでいる子が理解するには時間が足りなくなってしまいます。
家庭教師の特徴は?
生徒個人のペース・レベルに合わせて進められるのが最大の特徴で、質問しやすく理解するまで教えてもらえます。また、時間の変更などに融通がききます。塾の講師などよりずっと身近な存在になるので、勉強以外でも子どもの相談相手になれ、家族へのフォローもしやすくなります。短所としては自宅に先生を呼ぶことが面倒であり、さらに自宅だと緊張感に欠け甘えが生じやすいことがあります。
個人の家庭教師
知り合いの紹介で知人の子どもなどに依頼する場合です。
- 全くの他人より安心感があり、紹介料などがいらないので安くすみます。
- 相性・教え方が合わなくても一度頼むと断りにくくなります。またその人独自の教え方になり、万が一先生を変えることになった場合には引継ぎが困難です。
大手家庭教師派遣会社
テレビCM、新聞広告、折り込み広告などで、どんどん広告を出している大手の家庭教師派遣会社です。
- 家庭教師の交代も割り切ってできます。
- 広告費など経費をたくさんかけている分、利益を上げなくてはなりません。指導料の中から仲介料を差し引いたり、色々と費用がかさんだりすることもあるようです。仲介料が多い場合、先生のもらえる時給が低くなるため、必然的に教師の質が落ちてしまいます。
家庭教師のあすなろ
個人家庭教師と大手家庭教師派遣会社の中間に位置し、双方のいいところを集めています。
- 指導料の中から仲介料などはいただいていませんし、 授業料がそのまま家庭教師のものになるので、質の良い家庭教師を低料金で選ぶことができます。さらに担当の交替が気楽にできます。また長年、先輩家庭教師から受け継いできた『生きたノウハウ』を持っています。
- 大手のような大きな後ろ盾やスポンサーがいないので認知度が低く、心配な方もいるようです。
家庭教師のあすなろは、こんな子向きです。
○わからない所がわからない子
○自分で勉強する習慣がついていない子
○学校の授業などで先生に積極的に質問できない子
○部活や習い事で忙しい子
勉強の習慣がついていないために成績が伸び悩んでいるお子さんは、ぜひ家庭教師のあすなろの体験授業をお試しください★