不登校の現状
不登校の生徒数の現状
ここ数年で明確な社会課題として問題に挙がっているのが『不登校の生徒数』です。現在、小学校、中学校における長期欠席者のうち、不登校児童生徒数は244,940人(令和3年度)となっていて、児童生徒1,000人あたりの不登校児童生徒数は25.7人となっています。不登校児童生徒数は8年連続で増加し、過去最多になっています。
《文部科学省 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査からの引用》
近年の不登校児童の増加の背景にあるのは『新型コロナウィルスの感染拡大』となります。
3ヶ月間の一斉休校により子どもたちの心の不安が増幅しました。休校が明けてからも部活や修学旅行が無くなるなど学校行事の多くが中止になりました。この状況で子どもたちに『無力感』が生じて不登校につながったと推測されています。
不登校になりやすい学年は?
不登校児童生徒数の内訳を見てみると小学5年生以上の総数が168,261人と全体の85%を占めています。子どもたちの成長過程で見ると10歳〜思春期は「対人関係」に関する分野が発達すると言われています。客観的な判断力がつき、友人関係や社会性が芽生え始める時期になります。また指導要領における学習内容においても変化が起こります。小学4年生までは一つ一つの項目を学習することが多いですが、5年生になると複合的に学習するようになります(例:算数における四則計算は、足し算、引き算、掛け算、割り算が混ざっています。)。学習内容が難しくなる時期に不登校になると学習の遅れに繋がります。
《文部科学省 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査からの引用》
あすなろへの不登校に関するご相談件数も年々増加
私たちへの『不登校に関するご相談』の件数も年々増加しています。保護者さんから実際に声としていただくのは、「フリースクールが近くにない」「子供に合わせた学習をさせたい」「子供の意思を尊重するが、できれば学校に復帰してほしい」という内容が多いです。

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