発達障害のお子さんが疲れやすい理由と、毎日を少しラクにする対策
更新日: 発達障害
「学校から帰るとぐったり…」「宿題を開く前に電池切れ」「がんばっているのに集中が続かない」。
保護者さまの中には、こうしたことで悩まれている方もいらっしゃいます。
発達障害(ADHD・ASD・学習障害など)という言葉は、行動や学習面が注目されがちですが、実は“疲れやすさ”も大切なテーマなんです。
ここでお伝えしたいのは、疲れやすさは“怠け”ではない、ということ。
お子さんの脳や感覚は、周りの情報をたくさん受け取りながら毎日一生懸命やりくりしていて、その結果として疲れが出やすい…そんなことが起きます。
原因と対策をいっしょに整理していきましょう。
疲れやすさの主な原因
疲れの理由はお子さんによって本当にさまざまです。「うちの子はどれに当てはまるのかな?」と、当てはめながら読んでみてくださいね。よく見られる要因は次のようなものです。
■刺激が多すぎる(感覚の敏感さ)
教室の音、蛍光灯、におい、人の動きなど、周りの刺激を強く受け取りやすいと、それだけで脳がフル稼働になります。感覚処理の特性はASDの支援の文脈でも整理されており、環境調整が有効とされています。
■“合わせる”ためのエネルギー消費
集団のルール、会話のタイミング、暗黙の了解などを一つ一つ考えながら行動すると、本人の中では高度な作業になり、終わった後にどっと疲れが出やすくなります。
■睡眠の問題
寝つきにくい、夜中に目が覚める、朝がつらい…は疲れに直結します。日本の研究でも、ASDやADHD傾向のあるお子さんで睡眠問題の割合が高いことが報告されています。
■切り替え・段取りの負荷(実行機能)
準備、優先順位づけ、途中で戻る作業は、目に見えない“脳の体力”を使います。「宿題そのもの」より「始めるまで」で疲れてしまうことも。
■不安や緊張
失敗したくない気持ち、注意される不安が強いと、1日中アクセルを踏み続ける状態になり、帰宅後に反動が出ます。
まずは生活面でできる対策(疲れの土台づくり)
ポイントは「もっと頑張らせる」ではなく、「疲れをためにくい仕組み」を作ることです。
ここが整うと、勉強のしんどさもグッと減りやすいですよ。
①刺激を減らす“環境調整”
家では、勉強スペースをできるだけシンプルにしてみましょう。
視界に入る物が多いと、それだけで脳がフル回転して、疲れがたまりやすいんです。机の上は“今日使う物だけ”にして、音が気になるお子さんは静かな部屋や時間帯を選びましょう。
学校でも、合理的配慮として学習量や学習時間の調整などが整理されています。疲れやすさが学習に影響している時は、担任の先生や特別支援コーディネーターへ「休憩の入れ方」「課題量」「見通しの提示」などを相談してみてください。
②睡眠を整える(疲労回復の最優先)
睡眠が崩れると、集中・気持ちの切り替え・体力の回復が全部まとめて大変になりがちです。まずは“回復の土台”を守ってあげたいところですね。
近年の国内研究では、スクリーンタイムが多い群や就寝が遅い群で睡眠問題が多いこと、ASD/ADHD傾向のあるお子さんで睡眠問題の割合が高いことが示されています。
できる範囲で、
・就寝前は画面を控える(まずは“寝る30分前だけ”でも)
・寝る時刻と起きる時刻をなるべく一定にする
・寝室の光・音・温度を整える
といった“回復しやすい条件”を増やしていきましょう。
勉強がしんどい時の「疲れにくい勉強法」
疲れやすいお子さんの勉強は、「やる気」よりも「設計」でラクになります。
おすすめの合言葉は、短く区切って、できた!を増やす。ここを意識するだけで、取りかかりやすさが変わることが多いですよ。
①時間は「10分×小休憩」から
集中は筋トレのようなもの。最初から30〜60分を目指すと、疲れが強いお子さんほど挫折しやすいです。
タイマーで10分、終わったら1〜2分休む。これを2〜3セットにするだけでも、体感が変わります。
②暗記は“少量・高頻度”がラク
暗記は脳の負荷が高いので、1回の量を減らして回数で補うのがコツです。
英語や漢字は「5個だけ→すぐ確認→できたら次の5個」のように進めると疲れにくいです。
③ノートの取り方は“整える”より“拾う”
ノートをきれいにまとめること自体が疲れにつながるお子さんもいます。
最初は「キーワードだけ」「例題の解き方だけ」を拾う形でOK。あとで見返す価値のある“最小限”を残す方が続きます。
④必要なら、外部の手も借りる
保護者さまが毎日ひとりで支えるのは、本当に負担が大きいものです。しんどくなる前に、頼れる先を増やしておくのも大切です。
学校の支援(通級指導教室など)や、学習のやり方を一緒に整えてくれる家庭教師など、外部の力を“負担を減らす道具”として使うのも一つの選択肢です。特に勉強が苦手なお子さんは「できる形に分けて教える」ことが大きな助けになります。
受診や相談を考える目安
疲れが強くて生活に支障が出ている、睡眠が明らかに乱れている、気分の落ち込みが続く、などがあれば、かかりつけ小児科や専門機関で相談してください。原因が睡眠や不安、体調面にある場合もあり、早めに整理できるとラクになります。
早めに状況を整理できると、気持ちが少しラクになることがあります。
お子さんの疲れやすさは、努力不足ではなく「今の環境ややり方が、お子さんに合いにくいよ」というサインかもしれませんね。だからこそ、責めるよりも、合う形を探してあげるのが近道です。
できるところからで大丈夫。休憩の入れ方を変える、量を少しだけ減らす、場所や時間を整える…そんな小さな工夫を重ねていくと、学校生活も勉強も、前よりスムーズに進む日が少しずつ増えていきますよ。
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