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ワーキングメモリの低い子に!家庭でできる工夫や訓練

更新日: 発達障害

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「うちの子忘れ物が多くて…」「さっきお願いしたことをすぐに忘れちゃうのよね」
もしかすると、お子さんはワーキングメモリが低いのかもしれません。

最近は発達障害について広く知られるようになり、ワーキングメモリという言葉を聞くことも多くなってきました。
ワーキングメモリが低いからと言って必ずしも発達障害というわけではありませんが、密接に関連している部分もあります。
今回はワーキングメモリについての解説と、ワーキングメモリが低いと思われるお子さんの生活における工夫についてお話します。

ワーキングメモリとは?

ワーキングメモリは一言でいうと、情報を一時的に記憶している領域で、机の様な作業するスペースを思い浮かべるとイメージしやすいかもしれません。

ワーキングメモリは日常生活の様々な場面で絶えず使われていて、例えば授業中や、誰かとおしゃべりしているときにも使われています。
そう言われても、なかなかイメージしづらいかもしれませんね。
まずは、家庭でよくある親子の会話を例にして、ワーキングメモリについて解説します。

例えば帰宅した子供に 「宿題は終わったの?明日の時間割の用意は?連絡帳はどこにあるの?」といった質問をします。
このときワーキングメモリは、「相手の話した言葉をこの作業台に置いて」、「同時に自分でも考え」、「相手の情報とすり合わせながら」「質問に答える」ことに使われます。
頭の中でママに言われた「宿題」、「明日の時間割」、「連絡帳」、「あ!ついでに友達と遊ぶ約束したなー」なんてことをパズルのように組み立てて、何気ない会話でもワーキングメモリを使って無意識に回答しているのです。

ワーキングメモリが低い場合に起こること

身長や髪の色、運動能力が人によってさまざまであるように、ワーキングメモリも、人によって大きさが異なります。

例えばワーキングメモリが小さい場合、最初の「宿題」というところで作業場所がいっぱいになってしまうこともありますし、全部のキーワードが入っても、パズルみたいに入れ替えする広さが残っていないこともあります。また、質問の後にTVなどの雑音が入ってきたりすると、作業場所からママの言葉が出ていってしまうことがあります。

ADHDのお子さんはワーキングメモリが低い傾向がありますが、ワーキングメモリ低いからといって、必ずしもADHDとは限りません。
発達障害ではなくとも「ちょっとうちの子ってワーキングメモリが低めなのかしら?」と思い当たったら、以下のような工夫をしてあげることで生活の質が向上していきます。

ワーキングメモリが低いお子さんのサポートの方法

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サポートの具体例についてお話していきます。

「ワーキングメモリが低い=一時的な記憶が苦手」 な状態なので、この一時的な記憶の部分だけ別の形に切り出してあげます。
取り組みのイメージとしては、「ワーキングメモリに入るはずの情報を、モノに置き換える」と考えてください。

例えば先ほどのママの質問なら、

  • 宿題をやる
  • 連絡帳をだす
  • お友達と遊ぶ
  • 明日の時間割の用意をする

と、質問の内容を小分けにして何度も確認できるように、紙やふせん、ホワイトボードに書きます。
そして、並べ替えたりしながら、どの順番でやればよいのかを整理します。

お子さんが苦手なのは情報を整理するときに使う一時的な記憶領域です。
何度も繰り返すことで、帰宅してからやることを長期記憶の方で定着させてしまえれば、こなすことができるようになっていくでしょう。

ただワーキングメモリの低さゆえに、途中で他の刺激を受けるとやること自体を忘れてしまうことがあります。
その場合には、お子さんが一つ一つチェックしていけるようなアクション(※)と関連付いた仕組みを作ってあげてください。
※アクションの具体例としては、やることが終わったら、紙を別のボードに移す・ホワイトボードの文字に打消し線を引く・指示の書かれたカードを裏返す…などがあります。
また、ツールをきれいに作ったからと言って、それがお子さんにとって使いやすいかどうかはまた別の話です。
お子さんの興味関心や発達の状態を観察しながら、お子さんにとって使いやすくなるように改良を重ねていくことが大切です。

これらルーチンワークをツールに頼りながらも毎日こなすことで、やがて作業が長期記憶に置き換えられて習慣化し、日常生活を少しずつスムーズにこなすことができるようになります。
さらにお子さんは自分が苦手な部分を自覚することで、自分の状況に応じた他のツールで補う方法を見つけられたりします。
今、学校生活や勉強、習い事を順調に進めることも大事ですが、お子さんはいずれ育って自立していきます。
成人して社会に出る前に、自分の弱点をフォローできるやり方を身に着けられると安心ですね。

まとめ

ワーキングメモリが低いと、落ち着きがない、気が散りやすく忘れっぽく見えるなど、日々のルーチンワークをうまくこなせないがゆえに、周囲の大人が叱ってしまいがちです。
そのために自己評価が下がり、自信ややる気を失ってしまっているお子さんが多いのも事実です。
ご家庭でのフォローの仕方に困っている保護者さまは、今回紹介した方法を試してみてほしいと思います。

発達障害を抱えている・いないに関わらず、お子さんにはぞれぞれ得意不得意があります。
お子さんひとりひとりに合わせた工夫ができるのが家庭の強みなので、今回紹介した方法をベースに、お子さんの年齢や性格、発達段階に合わせて、やり方を工夫してみてください。

家庭教師のあすなろには、発達障害に関する資格を持ったスタッフが在籍しています。

私たち「家庭教師のあすなろ」は、発達障害のお子さんに適したサポートが行えるよう「発達障害コミュニケーション指導者」の資格を持ったスタッフや、専門スタッフが在籍しています。

勉強のやり方についても、お子さんひとりひとりに合わせた工夫をしていけるのが家庭教師の強みです。
お子さんに合う勉強方法でお悩みの保護者さまは、家庭教師をやる、やらないは別にして、まずは無料体験申し込み窓口(お電話・メール)よりお問い合わせください。
私たちが力になれることがあるかもしれません。

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