【体験談】広汎性発達障害のお子さんの勉強方法に関する困りごとと対処方法

発達障害

発達障害のお子さんやその保護者さまは、日頃からお子さんに合った学習方法などを模索していることと思います。
私たち家庭教師のあすなろにも、発達障害のお子さんの勉強方法について、相談がたくさん寄せられています。
お子さんによって困りごとの程度や効果的な学習方法は異なりますが、これまで指導してきた生徒さんの様子などをもとに、電話相談や体験授業でアドバイスをさせてもらっています。

今回は、広汎性発達障害のお子さんの「勉強方法」に関する困りごととその対処方法について、保護者さまの体験談を聞いてきました。
一見して発達障害とわからないゆえに見過ごされていた「理解力」について、実体験と対処方法をご紹介します。

 

広汎性発達障害の娘

我が家の小4の娘についてお話します。
娘は大変やる気のあるタイプで努力家ですが、詳しく調べると発達の凹凸があり、広範性発達障害と診断されています。
日常生活では問題なく過ごせているため、日頃発達障害であることを気にすることはありませんが、娘の場合は何かを専門的に学ぶときや、より高度な理解を必要とする場面で、この凹凸の影響が現れます。

今回は、娘が中学受験を目指す際に壁となった、「理解力の深度」に関する困りごとと、その対処方法についてお話します。

1.周囲が「できている」と思い込んでしまう

まずは娘が抱えていた困りごとについてお話します。
娘には発達の凹凸があります。
言語能力やワーキングメモリ等が秀でているため、場の空気を読んで人の気持ちを推し量るのがうまく、話すことも得意です。
そのため、本人が実際に理解している程度以上に「この子は理解力がある」と周囲に勘違いをさせてしまうことがあります。
生まれながらにその能力を使ってきたので、本人も意図せずに、要領良くその場をやりすごしたり、時には誰にも悟られないように手を抜くことができるのです。

塾の先生は、娘が深く理解をしていると思いこみ、授業をどんどん進めていました。親もそれに気づくことがありませんでした。
おかしいと思い始めたのが塾に通い始めて1年ほど経った頃です。勉強を熱心にしている割に、模試の結果が出せずにいました。
授業での態度と、結果が結びつかないのです。
先生も、日頃しっかり勉強して理解しているこの子がどうしてこの結果なのかと、首をかしげる状況でした。
その結果、娘はカリキュラムについていけなくなることがありました。

 

周囲ができていると思い込んでしまうことへの対処方法

そこで詳しく見ていくと、親や先生が教えるシュチュエーションでは、状況判断力の高さゆえに「相手の求める反応」をしがちだということがわかりました。
分かっていないのに、つい分かったふりをしてやりすごそうとしてしまうのです。
ワーキングメモリと言語能力の高さゆえに、先生の説明してくれた言葉を丸暗記し、さらに重要ポイントをまとめながら復唱できるので、指導者は「この子は理解している」と思ってしまうのです。

そこで、あえて娘に話をさせるような「会話型の授業」を行なうことにしました。例題を解きながら「どうしてそうなったのか」を口頭で説明してもらうようにしたのです。
会話型の学習方法により、娘が発する言葉から、どれくらい理解しているかがわかります。すると、実は周囲が思っている以上に理解が浅いことがわかりました。
それと同時に、娘は考えることに疲れてくると思考を停止してしまっているということもわかりました。これも一見すると深く考えているような素振りをしているので、先生も気が付かなかったのです。

この経験から、子供が賛同しているからといって、必ずしも教えた内容を理解しているとは限らないと分かりました。

2.深度を意識した学習へと切り替える

娘は浅く理解することしかしてきませんでした。そのため、今までは進度の管理しかしていませんでしたが、娘の場合は厳密な「深度の管理」が必要でした。

そのためには、娘に「考えることが重要であり楽しい」ことを認識してもらう必要がありました。
そこで、自分の思考のクセを知ってもらうためにも、学習の管理の方法を子供主導に変えることにしました。

 

深度を掘り下げて学習することへの対処方法

学習の進度と深度の管理をどのように行ったかというと、模試や授業の振り返りをすべて娘に任せることにし、間違った問題の分析をしてもらいました。
具体的には、まずは年間の学習スケジュールを作成し、その内容を1週間単位のスケジュールに落とし込みます。
小テストの見直しをする際「どこで、どうして間違ったのか」「何が足りなかったのか」を分析してもらいます。
そして自分なりの改善策を書き込んでおき、翌週はそのポイントを意識しながら学習する、という取り組みをしたのです。
これにより、徐々に「自分に何が足らなくて正解に至らなかったのか」を認識できるようになりました。

最初は、理解するときの思考のクセのようなものがついてしまっていたので、深く理解をするということや管理することは難しく、めんどくさいと感じているようでした。
ですが、このような娘主導の管理や会話型の勉強方法を続けることで、結果がともなってくると自信や喜びも増えてくるようで、次第に深度を意識した勉強が習慣付いていきました。

広汎性発達障害の娘の現在の様子

気付くまでに長い年月がかかりましたが、深度を意識して、会話型の勉強方法を用いたことは娘に合っていたようです。
長時間勉強をしても成績のあがらなかった娘が、今では模試の上位を取ることができています。

 

また、この勉強方法は娘にとって楽しいらしく、勉強が楽しくなったと言っています。
一生懸命長い時間取り組んでも成果が出ない場合は、どこか仕組みが不足しているのだということが分かったので、また娘が勉強でつまずくことがあったら、原因を探して改善してあげたいと思っています。

まとめ

広汎性発達障害のお子さんをお持ちの保護者さまの体験談は、いかがでしたか?
発達障害のあるなしに関わらず、学習の理解度や適した勉強方法はお子さんによって異なります。
「学校や塾の集団指導で、ついていけなくて困っている」「具体的にどんなふうに勉強したらいいのかわからない」などの困りごとがあれば、
まずは無料体験申し込み窓口(お電話・メール)よりお問い合わせください。
私たちが力になれることがあるかもしれません。

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  • 体験授業を受ける前に、準備が必要なものはありますか?

    特に必要なものはありません。お子さまが使っている学校の教科書、定期テストの結果、成績表などをご用意しておいていただけると、現在の勉強に対する姿勢や「どこでつまずいているのか」をしっかり把握できますので、お子さまにとってより最適なアドバイスをさせていただくことができます。

  • 体験授業を受けてみたいけど、しつこく勧誘されないか心配です・・・

    ご安心ください。体験授業を通じて、お子さまへ勉強のやり方をアドバイスさせていただいおります。今の勉強方法との比較や、やる気をつくるキッカケとして体験授業をお役立てください。無理な勧誘は一切ないことをお約束します。

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