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小学生・中学生の不登校原因に?!子どものゲーム依存対処法

不登校

ゲームばかりしている子ども

不登校のお子さんがゲームばかりして困っている。そんな声をネットやSNSでよく見かけます。
実際、不登校のお子さんを持つ親御さんからあすなろにいただくお問い合わせには
「不登校中の子どもがゲームばかりして、全く勉強しない」
「不登校で部屋に引きこもっているが、ゲームばかりしているようだ」
こんな声が多く寄せられています。

ゲームに夢中になるあまり生活リズムが狂ってしまうと、特別な理由がなくても不登校に発展しやすい状況になってしまいます。
また、ゲーム以外の要因で不登校が始まった場合も、不登校中の生活がゲーム中心となってしまうケースは少なくありません。

昨年6月には世界保健機構(WHO)が「ゲーム障害」を疾病として認定しました。
ゲーム障害とは、ゲームへの過度な依存症のことで、世界では死亡例も出ています。
日本でも厚生労働省がゲーム障害の実態調査に乗り出す予定です。

ゲームには、従来からあるテレビにつなぐタイプだけでなく、PCやスマホで遊べるものも数多くあります。高校生はもちろん、小学生や中学生のお子さんへもスマホが普及している近年では、ゲームがより身近なものになっています。

今回は不登校とゲーム依存について考えていきたいと思います。

ゲーム好きは不登校になりやすい?

ゲーム好きは不登校になりやすい?

ゲーム、依存、不登校、この3つの言葉を聞いて良い連想をする方は少ないと思います。

「うちの子もゲームが好きだけど、不登校になってしまうの?」と心配される親御さんもいるかもしれません。
「不登校になる前に、ゲームを取り上げてしまおうか」もちろん、そんな考えが浮かぶ気持ちもわかります。

しかし、ゲームが好きだからといって不登校になるわけではありません。
何事もそうですが、大切なのはバランスです。
勉強や部活、ゲーム以外の趣味などにもしっかり気持ちが向いていれば、ゲームが好きなことはそこまで問題視しなくても大丈夫でしょう。

ゲームには娯楽を目的としたもの以外にも、学びの要素が強いものも数多く存在しています。お子さんがどんなゲームをしているか、聞いてみるのも良いでしょう。
まずは家庭内でルールを作り、決められた範囲内で楽しめるように様子を見ていくことが大切です。
もし、お子さんがゲームばかりしている状況の方は、それ以上依存が悪化しないように対処する必要があります。
小学生や中学生のお子さんはもちろんですが、高校生のお子さんもまだまだ成長過程にあるので、親御さんが生活を管理することが必要です。

依存はすぐ身近にあるものです。依存とは何か、そしてゲーム依存への対処法をブログ内で紹介しています。

不登校のお子さんとゲーム依存の関係

不登校中は精神的に不安定

不登校中のお子さんは、ゲームに依存しやすい状況にあるといえます。
多くの大人もゲームを楽しむ現代では「不登校で好きなゲームを1日中できるなんてうらやましい」そんな声も聞こえてきそうです。
「学校に行かないでゲームばかりなんて甘えだ」と感じる方もいることでしょう。

しかし、不登校中にゲーム依存が起きてしまう場合、純粋に楽しむためではなく不安定な気持ちを安定させるために、ゲームという手段を選んでしまっているケースが存在するのです。
不登校になると罪悪感や不安が強まり、精神的に不安定になりやすいため、心のバランスを取り戻そうと何かにのめりこんでしまうことがあるといいます。
そのため、不登校のお子さんからゲームを取り上げれば依存が解決するという問題ではないのです。

しかし、いくらゲームで気持ちが安定するといっても、ゲーム依存によるデメリットが大きいのは誰の目にも明らかです。
ゲーム依存、そして不登校の解決のためには、お子さんを無理矢理ゲームから引きはがすのではなく、根本的な問題の改善と、症状への対策を考えていかなくてはなりません。
そのためには、まずはお子さんの気持ちを知ることがいちばん大切になってきます。

不登校の原因は?気持ちに寄り添ってサポートを

子どもに寄り添う両親

お子さんが不登校になった原因や理由がわからない、という親御さんは少なくありません。
実は、不登校になったお子さん自身にも明確に言葉に表せる理由がわからないということもあるのです。
そして、その言い表せないこと自体が、不登校のお子さんを苦しめる要因のひとつになってしまいます。うまく言い表せない気持ちも含めて、親御さんはお子さんの言葉にじっくり耳を傾けてあげてください。
「なぜできないの」などの否定はせず、とにかくどんなことでも話させてあげてください。

不登校中のお子さんがすでにゲーム依存になっている場合、お子さん本人の努力だけで依存から抜け出すことは容易ではありません。
親御さんは「こうしてみよう」という提案やサポートで、お子さんの後押しをしてあげてください。

ゲーム依存のお子さんの状況をより理解するために、依存とは何かを考えていきたいと思います。

「依存」はすぐ身近にある

「依存、依存症」よく耳にする言葉ですが、どういう状態のことを言うのでしょうか。

厚生労働省は「依存症」についてこう表現しています。

特定の何かに心を奪われ、「やめたくても、やめられない」状態になることです。
人が「依存」する対象は様々ですが、代表的なものに、アルコール・薬物・ギャンブル等があります。
このような特定の物質や行為・過程に対して、やめたくても、やめられないほどほどにできない状態をいわゆる依存症といいます。

《厚生労働省 「依存症についてもっと知りたい方へ」より引用》

依存症と聞いて多くの人がイメージするのは、アルコール、タバコ、ギャンブルかもしれませんね。
しかし、依存について考える時に大切なのは対象物だけではありません。

依存症の診断には専門的な知識が必要ですが、特に大切なのは本人や家族が苦痛を感じていないか、生活に困りごとが生じてないか、という点です。

アルコール、薬物、ギャンブル等、依存しているものは人それぞれですが、依存症に共通することは、家族とのケンカが増える、生活リズムがくずれる、体調をくずす、お金を使いすぎるなど何かしらの問題が起きているのにも関わらず、ほどほどにできない、やめられない状態に陥っているということです。このような状態にある場合、依存症と同じように対応を考える必要があるといえます。

依存症のことを考えるときに大事なのは、そのことによって本人や家族が苦痛を感じているのかどうか、生活に困りごとが生じているのかどうか ということです。
本人や家族が苦しんでいるのであれば、それは改善が必要な状態ですので、依存症に関する正しい知識を身に付け、適切な対応をとっていくことが必要といえます。

《厚生労働省 「依存症についてもっと知りたい方へ」より引用》

依存症の正式な定義には、1日何時間以上、何ヶ月続いている、などあるかもしれません。
それを「うちの子はまだ大丈夫」という判断材料にするよりは、お子さん本人やご家族の生活に困りごとが生じているかどうかが大切なのです。
お子さんが学校に行けない、夜眠らないでゲームをしている、これはあるべき生活リズムがくずれて困りごとが生じている状態です。

たかがゲーム、うちの子はまだ、と見過ごしてしまうと、より深刻な状況を招いてしまう可能性も出てきます。

ゲーム依存が進むとこんな症状も

家庭内暴力を心配する母親

専門機関が患者を対象に、ゲーム依存の実態調査を行ったところ
朝起きられない、欠席、成績が低下、以外にも

  • ・食事をしない
  • ・物を壊す
  • ・家族に対する暴力
  • こんな困りごとも発生していることがわかりました。

    さらには、家に引きこもることで活動量が少なくなり、身体機能への影響が出ることもあるといいます。10代の少年の肺年齢が52歳という診断を受けたケースも存在しています。

    厚生労働省の調査では、中学生や高校生のおよそ52万人がゲームなどへのネット依存の可能性があると推計されています。小学生を含めるともっとこの数は増えると思われます。
    うちの子はまだ大丈夫とは考えず、気になることがあれば早めに対処していきましょう。

お子さんのゲーム依存への対処法

ゲームを手にするお子さんがいる親御さんに知って欲しい、ゲーム依存への段階的な対処法をご紹介します。
困った時は信頼できる周りの人や医療機関などに頼ってください。
親御さんだけ、もしくは家族内だけで困りごとを抱え込んでしまわないことが一番大切です。

ゲーム依存の対策はルール作りから

ゲームはルールを決めて

ゲーム依存にならないために大切なのは、ゲームが習慣化する前にルールを決めることです。

ゲームを買った瞬間から依存症になるわけではありません。
また、ゲームを与えなければよいという問題でもありません。スマホでできるゲームや、自宅以外の場所でゲームをするなど手段は様々です。
大人ですらゲーム依存になってしまうことがあります。自己管理能力が発達段階である小学生や中学生、高校生のお子さんならなおのことです。

時間や条件など、本人と話し合いをしてルールを作り、親御さんが管理していきましょう。

生活リズムがくずれ始めてしまったら

生活リズムがくずれる子ども

お子さんの生活リズムがゲームによってくずれてきている場合は、ゲーム依存が不登校の引き金になったり、不登校が長期化する原因となってしまう可能性が出てきます。

小学生、中学生、そして高校生の成長過程にあるお子さんにとって、夜ふかしや昼夜逆転は心身に大きな影響を与えます。成長のバランスが乱れる、太りやすくなる、脳への影響で学力が低下する…、数えればキリがありません。
生活リズムがくずれてしまったお子さんと話をする際に、心身に与える影響を伝えてみるのもよいでしょう。
また、先にも触れたように、無理にお子さんをゲームから引き離すことが依存の解決にはならないので、ゲーム以外の興味をもてそうな物事、環境を提案したり一緒に探してみるのも良いでしょう。

昼夜逆転、生活リズムの乱れへの対策については過去のブログ(生活リズムの乱れが不登校の続く原因に!?)でもご紹介しているので参考にしてみてください。

生活に大きな支障が出てしまったら

専門機関に相談を

お子さん自身の努力や、ご家族の協力があってもゲーム依存の改善が難しい場合は、専門機関へ相談に行きましょう。
たかがゲームのことで、とは考えないでください。
家族に暴力をふるってしまう、心身に影響が出るという、こういったゲーム依存の最悪のケースで、つらい思いをされるのは、ご家族とお子さん本人です。少しでも症状が軽いうちに、行動を起こしましょう。

依存症での受診は、心療内科、精神科、メンタルクリニックが一般的です。
近年ではゲームやネット依存を専門にした病院もあり、そこではより専門的な治療を受けることが可能です。
とはいえ、内科などの病院以外にかかったことがない人にとって、こういった病院の受診は気が引けてしまうこともあるようです。
依存は脳の機能に問題が出ている状態です。努力だけで簡単に解決はできません。風邪をひいたら内科に行くように、依存の症状にも適切な病院と治療方法があるのです。

お子さんが受診を拒む場合には、まず親御さんだけで相談に行くという方法もあります。病院に相談してみましょう。

最後に

不登校中のお子さんは、外から見える以上に様々な想いを抱えています。
今回のゲーム依存をはじめ、様々な困りごとをお持ちのご家庭があると思います。
そのひとつに、不登校による勉強の遅れも含まれてきます。
あすなろへのお問い合わせでも、

  • 「不登校期間の勉強遅れを取り戻したい」
  • 「不登校でも勉強遅れが出ないよう自宅で勉強したい」
  • 「不登校でも高校受験・大学受験の勉強がしたい」

などといった声をよく聞くことがあります。
あすなろでは、このような不登校のお子さんにもしっかりと対応できるよう、専門の知識を持ったスタッフ・家庭教師を用意して対応しています。

もし不登校のことでお困りでしたら、まずはお気軽にご相談ください。
このブログが困りごとの一助となれば幸いです。

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よくあるご質問

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    入会時にお子さんの指導カルテ作成や家庭教師登録費用として、入会金¥22,000(税込)をいただいています。
    また、指導料の滞納などが発生した際に充当させていただく、保証金¥14,000円もいただいています。
    補償金については、指導料などの滞納がなければ、退会時に全額返金しておりますのでご安心ください。

  • クーリングオフはできますか?

    はい、できます。お申し込みをされた契約書面を受領した日を含む10日間は、無条件でクーリングオフすることができます。(クーリングオフ期間は法定期間の8日間よりも自主的に2日延長し、10日間とさせていただいています。)

  • 悩みが漠然としてるんだけど、相談できるの?

    はい、大丈夫です。お子さんの成績のこと、苦手科目・得意科目、高校受験についてや今の勉強方法についてなど、何か心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。(無料相談窓口:0120-52-3229 午前9時-午後10時/土日祝も受付)

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