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起立性調節障害かも?朝起きられない、頭痛、腹痛などの不調

不登校

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「朝起きられない」「頭痛」「腹痛」「めまい・立ちくらみ」…お子さんは、朝(午前中)こんな症状で苦しんでいませんか?
一見すると「怠けている」「生活リズムが乱れているせいだ」と叱ってしまうような症状ですが、もしかするとお子さんは「起立性調節障害」という病気かもしれません。

小学校高学年~中学生の10人に1人が発症すると言われており、家庭教師のあすなろでも月に数件、この病気でお悩みのお子さんやその保護者さまからの問い合わせがあります。
実際に指導をまかせてもらっているご家庭でお子さんの様子を見ていると、勉強の遅れという悩み以外にも、不登校や周囲の無理解による悩みを抱えている姿があります。
今日は、理解されづらい「起立性調節障害」の概要と、発症した場合の対処についてお話します。

起立性調節障害とは?

自律神経の機能不全により発症する病気

起立性調節障害とは、自律神経が正常に機能しないことにより、朝起きられない症状を始めとして、起床時から午前中にかけて様々な不快な症状や不調が現れる病気です。

自律神経とは?

自律神経とは、脈拍のコントロールや血管の収縮、呼吸の調整などを司っている神経です。
「交感神経(体を活動させるために働く)」「副交感神経(体を休息させるために働く)」の2つが、体の状態や環境に応じてバランスをとりながら、体の調子をコントロールしています。

自律神経の機能不全により何が起きるのか

自律神経が正常に機能している場合、起床時に体を起こすと自律神経を通じて血圧を上げる指示が全身に送られ、脳や臓器に血液が行き渡るなど、体が活動状態に切り替わります。
自律神経が正常に機能していない「起立性調節障害」の人は、体を起こしても血圧を上げる命令が体に送られず、血圧は低いままです。
すると、立ち上がった時に血液が下半身に下がってしまい、脳や全身の血流が維持できなくなってしまいます。それが、めまいや立ちくらみ、頭痛、腹痛などを引き起こすのです。

起立性調節障害の主な症状や特徴

起立性調節障害の特徴として、起床後から午前中にかけての不調が挙げられます。
また、血圧が低くなりやすい時期やタイミング(暖かい~暑い季節、雨の日)に症状が悪化することもあります。

代表的な症状が、以下の8つです。

1.朝起きられない

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起立性調節障害の代表的な症状です。
本人に起きる意志があっても交感神経の働きが鈍いせいで、体が活動状態になりません。
そのため体がだるかったり、起き上がると頭痛や腹痛があり起きられなくなります。
中には目覚めることもないまま、昼過ぎまで眠り続けてしまう子もいます。

2.めまい・立ちくらみ

起きようと立ち上がった時に、血圧が低いままだと血液が下半身に下がってしまい、脳の血流が不足します。
それによりめまいや立ちくらみが起こります。

3.動悸

血圧が低いことで血液が全身にめぐらないため、心臓を動かして全身に血液を送ろうとします。
その結果鼓動が速くなることで動悸が起こります。

4.だるい

交感神経の働きが鈍いせいで体が休息状態のままのため、体がだるく、思考力も低下してボーッとします。

5.頭痛・腹痛

脳や内臓への血流が不足するため、頭痛や腹痛が起こることがあります。

6.食欲不振

体が休息状態のままなので、食欲がわかず、朝ごはんを食べられない子もいます。

7.失神発作

立ち上がった際に脳の血流が不足することにより、ひどい場合は失神することもあります。

8.夜なかなか寝付けない

交感神経と副交感神経のリズムが、健康な状態にくらべて大幅に(何時間も)にずれている場合があります。
本来であれば朝から昼過ぎに活動状態に、夕方から夜にかけて休息状態になるところですが、起立性調節障害の場合は昼過ぎからようやく活動状態に切り替わります。
その結果、深夜まで活動状態が続き、寝つきが悪くなります。
親も本人も「早く寝れば早く起きられるはず」と思いますが、自律神経そのものに問題があるため、周囲の働きかけや本人の努力で治るものではありません。

起立性調節障害になりやすい子は?

起立性調節障害は、発症しやすい年代があります。
中学生から高校生にかけての発症がピークで、男子よりも女子の方が発症しやすい傾向にあります。
ちょうどこの年代のお子さんは思春期の時期にあたり、心や体が急激に成長するタイミングです。また、受験などで環境が大きく変わる時期でもあります。
このとき、心身や環境の大幅な変化で生じる肉体的・精神的ストレスやホルモンバランスなどにより自律神経に支障をきたすことが、起立性調節障害の原因の一つと考えられています。
ただし、「生まれつき自律神経の調節機能が弱い」性質の人も存在するため、一概にたくさんのストレスが要因とは言えません。

起立性調節障害になりやすい子の性格や傾向

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自律神経がストレスと密接に関係していることは前述の通りですが、心理的なストレスも自律神経に影響を与えます。
起立性調節障害になりやすい子には、以下のような性格的傾向が認められます。

  • 一見まじめな「良い子」が多い
  • 周囲に合わせがちで自己主張が少ない
  • 期待に応えるために頑張ってしまうタイプ

こういった子が心理的ストレスを溜め込んだ結果、自律神経のバランスが崩れ、起立性調節障害を始めとする不快な症状が現れやすいとの報告もあります。
周りの人からは「まじめな良い子だったのに、なぜ朝起きられないのか。本人の頑張りが足りないのではないか。」と責められてしまい、病気だと気付かれないまま本人が苦しんでいるケースもあるようです。

不登校の原因にも

起立性調節障害は、過去には「思春期に生ずる一時的なもの」とされていましたが、重症の場合は長期に及ぶ体調不良や心理的ストレスから不登校やひきこもりが長引き、その後の社会復帰にも影響を及ぼすということがわかってきました。

実際に、不登校で起立性調節障害を抱えているお子さんの例では、
「学校の欠席が続き、勉強に遅れが生じることで学校に行きづらくなってしまった」
「周囲に怠け者扱いされたり、からかいやいじめに遭うのが辛くて学校に行けない」
という理由から長い間学校生活に戻れず、その結果、進学までも諦めてしまうことがあるのです。

起立性調節障害は軽症であるほど治療の効果が得られやすいとされているため、症状に思い当たる場合は早期に医療機関を受診し、適切な対応を行なうことが重要です。

診断や治療はどこで受けられる?

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今後の治療によっては継続的な通院が必要なので、通いやすいかかりつけ医で診てもらえるのが理想です。
しかしながら、起立性調節障害は小児科専門医以外には病気の認知度が低い傾向があります。
可能であれば、中学生や高校生であっても小児科専門医を受診するのが良いとされています。

すでに学校に行けず、勉強に遅れが出ている場合はどうしたらいい?

起立性調節障害は、治療に時間がかかることがほとんどです。
学校に行けない期間に何もせずにいると、学習の遅れが積み重なって学校へ行くことがさらに辛くなってしまいますし、進路選択の幅も狭まります。
夕方や夜になると体調が安定してくるため、この時間帯から勉強の遅れを取り戻す取り組みをすることがおすすめです。
例えば既に通っている塾があるのであれば、そちらを継続するお子さんもいます。ただし学校の授業を受けていないため、授業を受けている前提の指導をする塾の場合は、周りのペースについていけなくなることも多いようです。
個人のペースに合わせて指導してくれる塾であれば、そのまま継続できると安心ですね。

家庭教師のあすなろでも、多くの起立性調節障害のお子さんを指導しています

私たち家庭教師のあすなろの場合は、学校の教科書や、必要に応じて教科書に準拠したテキストを使用して「まずは授業の遅れを取り戻す」という形での指導が多いです。
また、お子さん一人ひとりのペースや体調に合わせた学習ができるよう、起立性調節障害についての知識があるスタッフがアドバイスをするなどのサポートをしています。

起立性調節障害のお子さんは、「起きたいのに起きられない」「学校に行きたいのに行けない」という状態で苦しんでいます。
症状が落ち着いてきたときに、できる限りスムーズに学校生活に戻れるよう私たちがお手伝いできれば、こんなに嬉しいことはありません。

もし、起立性調節障害による不登校や学習の遅れでお困りなら、ぜひ一度「家庭教師のあすなろ」までご相談ください。
私たちが力になれるかもしれません。

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    また、指導料の滞納などが発生した際に充当させていただく、保証金¥14,000円もいただいています。
    補償金については、指導料などの滞納がなければ、退会時に全額返金しておりますのでご安心ください。

  • クーリングオフはできますか?

    はい、できます。お申し込みをされた契約書面を受領した日を含む10日間は、無条件でクーリングオフすることができます。(クーリングオフ期間は法定期間の8日間よりも自主的に2日延長し、10日間とさせていただいています。)

  • 悩みが漠然としてるんだけど、相談できるの?

    はい、大丈夫です。お子さんの成績のこと、苦手科目・得意科目、高校受験についてや今の勉強方法についてなど、何か心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。(無料相談窓口:0120-52-3229 午前9時-午後10時/土日祝も受付)

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